lapin noir

Diary / Photographer / Sapporo

refresh and recharge

 今日で自宅待機9日目。遅めに起き、コーヒーを淹れて、パンとヨーグルトとオレンジを食べる。南側の窓を開けると、鳥の鳴き声がせわしく聞こえてきて、車道沿いに咲いている桜が見える。他にはマンション、一軒家、街路樹、再開発される土地、数少ない走行車、近所の小高い公園、郊外の山々が見え、何かわからない大きな金属音が突発的に鳴り、汚れた大気の中を小型飛行機は行き、藻岩山の上を通過する。買ったばかりのスマートスピーカーから流れてくる自然音とは違って、ここは自然と人工物と汚れたものが入り混じっている世界。当面は睡眠の質を上げることがマストなので、夜の静かなBGMは欠かせないが、目の前に広がる混沌とした世界はこれからも存在し続けるんだろう。
 
 しばらく記してなかったが、日に日に状況は変わっていった。
 振り返れば、4/7に特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された。対象は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で実施期間は4/7から5/6まで。4/16には北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都を加えた計13都道府県を「特定警戒都道府県」として位置付けた。
 私は4/17から自家用車での出社を行い、4/25~5/10まで自宅待機。コロナ対策に注意してから生活が幾分変わり、自宅待機になってからもルーティーンが増えたが、無理せずに出来てきた。家にいると無限にすることがあるので、それなりに忙しくしていたが、寒くて不調になったので残りを充電に当てて、のんびり過ごすことにした。頭を使わないように文章を書くことや写真のセレクトは一旦止め、テレビと情報取得も程ほどにし、音楽を聴いたりradikoをかけている。

 正当に怖がることは本当に難しい。必要以上に不安を抱き、心配をしていては仕事にならない。人と会わない方がいいと理解していても、今までと同じ社内の風景があり、職場の同僚が傍にいれば、どこかで安心する自分がいるのは事実で、やるべきことに打ち込める時間があることで、いらぬことを考えずに済む。ストレスが溜まっていた時期のことは一旦置いておき、個から集団意識が強まる傾向に変化するのと同時に、自分の決めていた働き方について考え直す時期になってくる。数日毎に色々あって疲れてしまうが、残りの休みもリフレッシュを心がけて、元気を取り戻していけたらいい。
 
 現在、札幌は第2波で、クラスター感染やリンク不明が増え、4/16より以前の結果として連日20人を超える感染者が発生している。医療崩壊を防ぐため、外出自粛も都市封鎖並みの要請が出ていて、5/2には携帯やスマホに大音量で緊急速報が通知された。検査と隔離を徹底していない中で、収束も経済回復も見えない。だらだらといつまでこんな状態を続けるのだろうか。

 繊細さと大らかさを行ったり来たりする毎日。

 ベランダから遠くを見ると霞がかっているのはPM2.5の影響だ。通常より値が高い。20度を超える気温になるらしくサマーベットを出したいところだが、まだ屋内にいた方がよさそうだ。

 

2020.5.3 記