lapin noir

Diary / Photographer / Sapporo

余りにもいろんな事があり過ぎて

 入る部屋を間違ったら、ドアを開けて直ぐに出ていけばいいと思う。長居なんてする必要はないし。去年入社した同僚は退職の決断が早かった。以前話した時は、今後のあらゆる選択肢について頭を悩ましている様子だったので、私はそれ以来、進退について立ち入らなかった。現在の勤め先がこの同僚の彼に合うとは到底思えない。事情もあってのことだが、転職のミスマッチに苦笑いしていた。去年から今年3月までの僅か9ヶ月間。たくさん話を聞いて貰って励まされてきた。特に年末からの4ヶ月は、社内の中で私にとって唯一の理解者だった。家族、元同僚、友人と愚痴を溢す相手がいたとしても、一緒に仕事をする者でなければ深い共感を得られない場面がある。
 この同僚とは過去に同じ会社で働いていたという共通点があったので、打ち解けるまで時間はかからなかった。当時は他部署で互いの存在を知らなかった。今回は違う会社で会い、同じ部署の所属。意見を交わすごとに、自分と似た様な物事の見方や考え方をする人だと感じるようになった。コロナ禍なのでメッセージのやり取りばかりになったのは寂しいところ。
 一足早く私もこのドアを開け、出て行かなければならない。日々の出来事を記録するのが日記。けれども、ここまで次々に色々な事があると書く気力も余裕も全く無くなかった。コロナ禍の不況で退職するのではなく、今回は別件。言いたいだけ周りに話したので、とっとと前に進みたいところだが、落ち着いたらまとめようと思う。

 

 

2021.3.15 記