lapin noir

Diary / Photographer / Sapporo

雨、あめ

ピーター・スピアーの「雨、あめ」は、ある姉弟の雨の日の過ごし方と、よく目にする事象や光景をディテイルだけで見せていく文字のない絵本。 物語の始まりと終わりは家の庭で、遊んでいると雨が降り出し、雨具を着て出かけ、帰宅すればシャワーを浴びて積み…

田川基成さん 写真展「見果てぬ海」

7/23鑑賞田川基成さん 「見果てぬ海」@GALLERY ESSE 7/20~7/25 10:30~-18:00 ※7/25 16時まで

シェリーへ

7月に入って写真を組んだ。過去写真はあと2、3作程まとめたいのに進捗が悪い。それでも先月撮った写真を入れながら、コロナ禍の中でひとつ形にしてみたかった。組を意識して撮っていないので数が足りず、最終的に数枚から2枚に絞る。 するとシェリーが頭に浮…

pater×jobin. 二人展 「ハルナレ」

7/2鑑賞pater×jobin. 二人展『ハルナレ』@pecoranera gallery 6/29~7/11 ※7/5(休) 12-18時

『貝殻旅行ー三岸好太郎・節子展ー』

6/26鑑賞「貝殻旅行ー三岸好太郎・節子展ー」@北海道立三岸好太郎美術館 2021.6.26〜2021.9.2

夏は、カルピス

2019年8月18日、その日は暑かった。車を止めた後、目印の看板を曲がって路地裏にあるペコラネラへ入った。 店内を一通り見ながら写真を撮らせてもらい、1階でドリンクを注文。喉が渇いていたので珍しくカルピスにした。少し経つと店主はマーブル柄のローテー…

板谷有実子/門脇千明/津田真里那 『白日夢』

6/20鑑賞板谷有実子/門脇千明/津田真里那 『白日夢』@pecoranera gallery 6/15~6/20

北村佑介 作品展 『花をながめて』

6/13鑑賞北村佑介 作品展 『花をながめて』@ αプラザ(札幌) ソニーストア 札幌内 6/5~6/17

日曜の散歩道

5月にしては強めの日差しが、眠っている意識を覚醒してくれるようで、重たい頭に程よい刺激が加わった気がした。避けたい直射日光が当たって変に気持ちいい。最近、直接話せる人とは、メッセージよりLINE通話やZOOMの音声を使っている。文字を打つのも面倒く…

100円玉が落ちていたら

今日は祝日らしい。カフェで注文する時、入口付近まで続いている列を見て気がついた。最近は平日と休みの区別がついていない。変異ウィルスが流行中なので、店内での飲食はやめてテイクアウトにしよう。列に並んでいると、友人が入口のドア近くに落ちている1…

ストロベリー

6種類の内、まず手にとったのはピスタチオとアーモンドが添えられたストロベリー味のタブレットショコラ。退職にあたって先輩から頂いたものだ。残業続きで忙しかったのに、ありがとうございます。北上する桜前線の知らせを耳にしながら、春らしい色彩の見た…

余りにもいろんな事があり過ぎて

入る部屋を間違ったら、ドアを開けて直ぐに出ていけばいいと思う。長居なんてする必要はないし。去年入社した同僚は退職の決断が早かった。以前話した時は、今後のあらゆる選択肢について頭を悩ましている様子だったので、私はそれ以来、進退について立ち入…

1月のカレンダー

パソコンのディスプレイから視線を落とすと、卓上カレンダーに歪な形をした光の玉模様が2つほど映っていた。年末の挨拶で貰ったカレンダーが職場の共用テーブルに置いてあって、私はデスク用に去年と同じクラフト地を選んだ。午後、西側にあるブラインドの…

Snow Stars

平穏な生活に戻ることを願いつつも、思うようにいかない日々は続くと思われます。どうか皆様ご自愛の上、お過ごしください。そしてお会いできる日を楽しみにしています。 本年もよろしくお願い致します。 2021.1.1 記

HAPPY XMAS

モヤモヤしてる人が多いらしい。 気づかないうちにストレスを抱えているのだろう。よくよく話を聞けば、何かしら体に変調をきたしていると友人や知人たちも言う。 ここ数年の私は、大人数での集まりに興味を示すことが殆ど無く、都心より郊外を好み、飲みに…

モノクロームに愛を込めて

9月20日、ペコラネラギャラリーの2階で似顔絵を描いているpaterさんを見ながら、私は珠寧ちゃんのことを思い出していた。 最後に会ったのは、2019年にここペコラネラで開催された珠寧ちゃんの個展「The Rose」だった。その日は確か日曜日で、2階に上がると…

雨上がりの中庭

あっという間に9月の連休が過ぎた。移動祝日のおかげで4連休。カレンダーを見れば、10月と12月には祝日がない。それでも、よくよく考えてみれば春の自宅待機を含めオリンピック絡みの夏の連休など、今年ほど休みまくった年はなかったから、がんばって働こう…

pater exhibition『流線型と猫』

9/20鑑賞 pater exhibition『流線型と猫』@pecoranera gallery 9/19~9/29 12:00~18:00

VULKAN ODER STEIN

好きな写真家アンネ・シュヴァルベの「Vulkan Oder Stein」。石をテーマに鉱物などをモチーフにした自費作品集。その時々で欲しい作品集が変わるので、購入するまで時間がかかってしまった。 色味、質感はフィルムならではの優しい描写で、柔らかな紙質と相…

下弦の月

虫が鳴いている。夕方より風が弱まった。何かが始まるような、懐かしさにふと気持ちが落ち着くような、そんな夏の夜の匂いを感じる情緒は、突然吠えた犬と救急車のサイレンに打ち消されてしまった。 今日は関東を中心に危険な暑さと言われ、群馬と埼玉で40度…

'29 12 31

「9年後、どうなっていたい?」 私は唐突にある友人へメールした。返信は想像と違って意外で笑ってしまったけれど、思い返せば写真に対して、私も似たような憧れをどこかで抱いているのかもしれない。ただ、この憧れというのは厄介で時折悩みのもとになった…

染め上がった雲の向こう

晩ご飯の準備中、キッチンとダイニングテーブルを行ったり来たりしていると、奥の洋室の窓から見えた空色が変化していた。お椀によそったばかりのお味噌汁に目をやったが、いつものように部屋へ移り、何も考えずコンデジで撮った。 きれいだなあ。体に溜まっ…

記録集:はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす

象の「はな子」を知らない人はいるだろうか? 若い方はどうなのかな。戦後、初めてタイから来日した。最初は歓迎されたものの、ある出来事をきっかけに殺人ゾウと呼ばれるようになり、亡くなった頃には海外で「世界で最も悲しい象」と言われた。ドラマにもな…

smokey

気だるくこもっていて儚げではあるけれど、深刻になり過ぎず、温かいのがいい。吐息まじりのスモーキーな声質の歌声は、雨天時や曇天時の柔らかい光が入る室内に嵌っていて、聴く側を落ち着かせ、しっとりさせる。物を片付けたので今までよりも音が反響して…

refresh and recharge

今日で自宅待機9日目。遅めに起き、コーヒーを淹れて、パンとヨーグルトとオレンジを食べる。南側の窓を開けると、鳥の鳴き声がせわしく聞こえてきて、車道沿いに咲いている桜が見える。他にはマンション、一軒家、街路樹、再開発される土地、数少ない走行車…

白いラスクの安堵

楕円形にトリミングされた短い尻尾の動きより、リズミカルなステップと顔の表情を見れば、その日のご機嫌がわかる。いつもより軽快で、今日は「うれしい!」が体全体から伝わってきて微笑ましい。 午前、愛犬との散歩で近所の公園へ寄った。広さは小規模で、…

四月

触れられない場所がある。だからこそ見せてあげたい景色があった。ゆっくり時間をかけながら、いつかどこかで共有し、より良い道を探し過ごしていく希望は、もうこの先ない。彼はまた堂々巡りをするだろう。相手の希望は自分の希望。不器用でも、一生懸命こ…

正当に怖がる

非常時に「正しく恐れる」ことは難しい。 もともと寺田寅彦の随筆「小爆発二件」に記述されている「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだ」というのが元になっている。 絶対的な価…

いらないものを捨てる

自由に言いたい事が言える世の中になった。特にネットは匿名が多いせいか、考え方の違う人間を見つけては批判や中傷を激しく繰り返し、加減を気にしない発言が気にかかる。意見を言うのはいい。結果から同じ失敗をしないように共に考えていくことは必要だと…

Wild Flowers

本棚を整理中。書類の整理に追われ、書籍まで追いつかない状態が続いている。写真集や写真関係の雑誌はいつの間にか増えてしまったけれど、その中でもすぐ手に届く場所に置いているのがJoel Meyerowitzの『Wild Flowers』。1960年代〜70年代に撮影。1983年、…